アルコールストーブ 可変火力への挑戦
お湯を沸かすだけなら強火だけで良いですけど、ラーメンを煮るだのパーコレータで珈琲を淹れるだのするときには弱火が欲しくなります。
チムニー式だと、空気穴の可変で火力が加減できますが、加圧系のストーブでは難しいことでした。
■単室加圧式アルコールストーブ 火力はどう決まる?
単室加圧式の場合、火力は自身の炎から受ける熱帰還の量で決まります。
普通はストーブ筐体が直接熱帰還を受けるので、その量を加減するのは困難です。
■単室加圧式アルコールストーブ 可変火力の提案
可変火力ストーブは、どうやって弱火を実現するかということです。
炎から受ける熱帰還を遮断することが必要です。
で、アルコール室と外筐体を熱絶縁します。
熱帰還は銅線ブースターでかけることにします。
銅線ブースターをアルコール液面から離すことで、熱帰還が減るだろうという期待ですね。
もうちょっと作りやすくしたのがこの例。
アルミ缶の余りで蛇腹をつくってスペーサーにしました。
これはジェット孔を開ける前の姿。
ブースターを引き上げてアルコール液面から離せば、弱火になります。
おろせば強火になります。
可変範囲がまだ不十分ですが、まぁ提案ということで。
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