[96] 9月30日 スポーツは反復練習だ?
2009/09/30
地区ソフトボールのコーチとしては、ちょっとでも効率の良い練習をしたくて、色々理論を考えているわけですが、この「効率」という言葉、ソフトボールを教えているような体育会系の人たちにとって毛嫌いされているようであります。
曰く、「スポーツの練習というのは盲目的反復練習である。」「反復練習によってしか、結果は得られない。 練習に理論は必要ない。」と。
練習にはいくつかの種類があると思います。
1)精度を高める練習
2)やり方を覚える練習
3)覚えた方法を確認、維持する練習
1)の精度を高める練習は、例えば軟式の投手の投げ込みなどです。 ピッチング動作を繰り返すことで身体のすり合わせを行い、大脳から小脳へ制御を移す練習です。
この練習は、ある程度回数を繰り返すことが必要です。
前提条件として、動き方が理解できて実践できることが必要です。
2)のやり方を覚える練習というのは、例えば初めて自転車に乗る練習などですね。
自転車ならば、ある程度放置プレイしておいても勝手に乗れるようになりますが、これを反復練習と解釈してはいけません。
親が乗り方を教えてくれないから、子供が自分で偶然的な行動の中から成功例を探っているうちに乗れるようになるだけです。
この場合、親は何も役に立っていません。
3)の例は挙げるのが難しいですが、サッカーのリフティングやプロ野球選手のキャッチボールなどでしょうか。
何かを向上させるのではなく、練習の最初にボールを触る感覚を思い出すような感じですね。
練習方法を考える場合に、動きを体得した人が自らの動きから練習ドリルを考案すると、そのドリルをやるには、その動きを体得していることが前提になってしまっている場合があります。
動きを体得した後でやってみると、「あぁなるほど」と理解できるのですが、動きが分からないうちは自分で試行錯誤しないといけない。
動きを体得した後は、反復練習ではなく自己満足的3)の練習になってしまうというドリルです。
要するに動きを覚えることにそのドリルは役に立たないわけで、出来る子供と出来ない子供を選別するだけです。
さっきの自転車の例で言うと、ハンドルを自分で廻そうとしてはいけない、自転車が勝手にハンドルを廻すということを理解させる方法を考えましょうということです。
それを「反復練習しか上達の道は無い」というのは進歩が無いでしょう。
練習方法を、習得していない脳で考えるというのは、理科系運動音痴お父さんコーチにしか出来ないことです。
僕が野球経験者はコーチとしては不利であると力説するのは以上のような理由からです。
[95] 9月27日 リーグ戦 対 丘戦
2009/09/29
リーグ戦最終戦。
丘との対戦。 15対0で完封。
ピッチャーは6年のM君。
練習では速球をずばずば投げるが、試合となるとスローボールばかり投げる怖がりである。
チェンジアップの投げ方はまだ教えてないので、スローボールは置きにいくことになり、球筋が定まらない。
ピッチャーってチェンジアップ投げたいみたいだから、時期尚早ではあるが、チェンジアップ教えておこうかな。
全体としては3チーム同率2位であった。
たまには勝てるチームになって、よろこばしひ。
[94] 9月27日 アルコールストーブの五徳
2009/09/28
アルコールストーブの五徳を考える。
色々自作の方法はあるが、こんなのを作ってみた。
こうやって使ってもいいし、
高さを変えたければ、こっち向きで使ってもいいし。
ホームセンターで売ってるニッケルめっきの金具とM5の蝶ねじの組み合わせ。
どーかしら。
[93] 9月26日 アルコールストーブ 1号
2009/09/26
アルコールストーブを作ろう記 その1
広口のキャップ式缶コーヒーを途中で切断し、上下さかさまに突っ込む。
飲み口の部分は突っ込む前に多少ゆがめておく。
俗に言うOpen Jet Alcohol Stoveというタイプになる。
通常はサイド外側にジェット孔をずらりと開けるんだが、ここでは内側に開けてみた。
そうすると、ジェット孔の炎に対する酸素供給がよろしくないらしく、炎の勢いはあまりよくない。
写真にもくねじが見えるのは、ジェット孔の数と配置をカット&トライするため。
このopen jetタイプは、コーラ缶の底二つで作るのが常道であるが、そーすると、内塔の開口部を開けるのが邪魔くさいし、内壁の切り出し精度が必要になるので、キャップ式缶の肩の部分と飲み口を流用したわけだ。
まーこれでも、400cc6分沸騰なので、まーいいか。
[92] 9月23日 マーシャル博士の恐竜ランド
2009/09/23
映画「
マーシャル博士の恐竜ランド」を見る。
1970年代のTVドラマを原案としたアメリカ映画であるが、いかなる思想も教訓も感動も提供しない、笑いに徹した娯楽作品の佳作である。
助演のアンナ・フリエルがやたらとおっぱいを揉まれるのが印象的。
私としては、ある小道具にびっくりしたんだが、それはマーシャル博士が劇中で弾く左利きのバンジョーである。
それもちゃんと5弦のペグが反対側に付いたハーツ&フラワーの楽器であった。
私は左利きのバンジョーは初めて見た。
[91] 9月20日 リーグ戦 対野田戦
2009/09/21
リーグ戦、野田と対戦、7対8で惜敗。
最後の後攻、二死走者一塁、一打サヨナラの場面でショートライナーでゲームセット。 惜しかったぁ。
午後の練習では、投手(エースのE君と小3新人)の練習をやる。
キャッチャーのH君と二人×2組で、この際H君にも投げ方を覚えてもらう。
今回の試みは、
1)頭上に差し上げた球をいきなり脱力して落とす
2)落とすときにちょっと横から落とす感じで、ウィンドミルの後半を形成する。
という練習法。
自己流で腕を廻すことを覚える前に、徹底して肘、肩の脱力を覚えてもらわねばならない。
これはある程度成功したようで、新人君も半分くらいの確率でまともな投球ができるようになった。
新たな問題としては、リリースの練習で手首だけで投球するというなんちゃってウィンドミルでも紹介しているやりかた。
リリースの練習としては、もっと良いやり方がありそうである。
腕の振りとリリースを分離して練習するのは、良くないかもしれない。
5時方向に腕を固定して、手首だけで投げよという方法であるが、腕を固定した段階で手首が脱力しないので、実際の投球フォームとはかけ離れた練習になってしまう。
脱力した腕の振りと連続した動きで練習するほうがよさそうだ。
というわけで、「なんちゃってアメリカ式ウィンドミル」の2時限目まで終了してしまった。
リリースの練習方法をもうちょっと考えてみようと思う。
[90] 9月20日 ホットケーキとカラメルシロップ
2009/09/20
お昼ごはん。
ホットケーキの粉が一袋あったので、焼いてみる。
溶きかたに注意して、捏ねないようにさっくりと。
この辺は天ぷらの衣の溶きかたとおんなじで、ダマがあっても構わずに、というところ。
メープルシロップが残り少なかったのでカラメルソースを作る。
砂糖と水をフライパンで煮詰めて、色が付いたら熱湯でちょびっとだけのばす。
ホットケーキを焼きながら、横で同時進行させて、熱々のカラメルソースをじょばっと掛けるのが最高に美味しい。
[89] 9月13日 エチカの鏡
2009/09/13
エチカの鏡、接遇講師、平林都の巻。
人気お菓子屋さんの指導を行う先週と今週の番組であるが、生え抜き店長との衝突劇が見どころであった。
自分のやり方を崩さない生え抜き店長を研修最終日に自分の方針を理解させるというストーリーであるが、私としてはこの「平林都」という講師、まだまだ未熟だなと思う。
指導した店舗は100%売り上げを向上させるという(有)エレガント・マナースクールの平林都代表であるが、その実績が彼女を盲目にしている。
怒鳴って怒鳴って店員を萎縮させ、最後に屈服させるというスタイルを確立したようであるが、それは指導される店員が努力して受け入れただけのこと。
その店員の努力におんぶしてはいけません。
指導者としては、怒鳴っちゃ駄目なんですよ。
怒鳴りながら指導したことなんて覚えちゃくれません。
理由を説明して教えて、覚えていないときに怒鳴る。
それからもう一度説明して教える、の繰り返し、が良いと思う。
今回の菓子店店長さんに対しての指導は、「自分では作業せず、フロアマネージャーに徹しろ」ということであったが、それならそれで最初からそう教えればよいのであって、散々怒鳴り散らし、反発させておいてから最後にやっと口に出すというのはなんという効率の悪さ。
この教え方でいいのかな?という疑問は常に持っていないといけない。
怒鳴り散らした相手が自分を理解するまでに要する時間が勿体無いとは思わないのかな。
そりゃ、怒鳴ってばかりいるといかにも指導してるって感じで研修を依頼した店舗のオーナーへのアピールにはなるだろうけどね。
それにしてもこの平林都、歩き方が美しくないな。
ヒールを履いての歩き方を研究したほうがよろし。
[88] 9月11日 伝書鳩ネットワーク
2009/09/11
南アの通信会社、データ伝送の速度で伝書鳩に敗北 インターネットの世界の規格はInternet Engineering Task Forceという団体が発行する文書であるRFC(Request for Comments)に規定されている。 文書自体は「公開するからご意見お寄せください」という意味である。
たとえば、
(
REF)というのは、
RFC2068に規定がある。
面白いのは、エイプリルフールには変なRFCが発表されることがあること。
そんな中でも傑作なのが、
RFC1149 鳥類キャリアによる IP データグラムの伝送規格。
インターネットのデータというのは普通イーサネットなどで伝送されるが、それを伝書鳩で伝送しようという規格である。
先日、ついにこの規格が現実に動作したというのが、冒頭のニュースである。
[87] アルコールバーナーの色々
2009/09/10
アルコールストーブ、アルコールコンロの種類について整理しませう。
どの形式で自作しようか迷っているので。
自作できる可能性としては、次の種類のようです。
1)チムニー式
自作としては一番簡単。
広口のボトル缶のコーヒーなど、ねじ蓋の缶のサイドに空気取り入れ孔をいくつか空ける。
基本的にはこれだけ。
アルコールさえ持っていけば、現地で作れそう。
どうしてもコンロの背が高くなるので、背の高い五徳が必要。
2)単室加圧式
アルミ缶の底を二つ重ねたような形で、上面に炎噴出孔をぐるりと空ける。 上面中央に燃料注入用の孔を空け、使うときはねじでふさぐなり、十円玉を載せるなり。
コンロ全体をアルコールで燃やすプレヒートが必要。
コンロ内が気化アルコールで加圧される。
側面に穴を開ければ、五徳が不要なサイドバーナーになる。
3)副室加圧式
トランギアはこの形式。
ウコンの力を半分に切って、飲み口を逆さにして底に突っ込む。
内室は上面開放になり、ここから燃料が簡単に注入できる。
外室は内室と隔壁のフレアなどで繋がっているが、燃料の重力と気化アルコールで加圧される。
内室のアルコールに火を着ければよいので着火が楽。
ちょっと前に紹介した動画はこのタイプ。
4)ウィックジェット
スチールウールを詰めたアルミパイプに細い孔を空けてU字にまげて燃料に浸すだけ。
孔の大きさと数を決めるのが難しそう。
毛細管現象でアルミパイプの中に燃料を導き、炎で気化させる。
燃えた分だけ燃料がパイプに供給されるサイクルが続く。
それぞれに長所短所がありそう。
金属加工が出来るなら4)がよさそうだが、火力調節がむずかしそう。
最初は1)が簡単かな。
帰るときに踏み潰して捨ててきてもいいし。
[86] 9月5日 浴室温風乾燥機の修理
2009/09/06
浴室乾燥機が壊れた。
東芝のJBU3000Tである。
ドアの外のリモコンが真っ暗なままで、ボタンを押そうがリセットスイッチを爪楊枝で押そうがだんまりのまんま。
入居依頼14年以上使いっぱなしだからね。
寿命じゃん?とは考えず、修理を試みる。
問題はどうやって分解するかであるが、ユニットバスの天井メンテ孔から覗いてみると、換気扇であるから排気ダクトと繋がっていて容易に天井から降ろせそうに無い。
それでも、ダクトがフレキシブルである程度の長さがあったので、必死に降ろす。
リモコンのケーブルが外れなかったので、風呂場でそのままバラす。
中身はこうなっていて、リレーがプリント基板に載っている。
一番重たい大型のリレーの足の半田が割れていた。
修理としては、この割れた部分を半田しなおすだけ。
元に戻すのに苦労した。
誰かに持っておいてもらえるなら楽なんだが、片手で持ったままでダクトをつないで、天井にねじ止めするのは辛かった。
でも、これでメーカーのサービスマンを呼んだら直ってたかな。
新品買わされてたかも。
[85] 9月4日 会社の宴会
2009/09/05
ヒルトンホテルで会社の宴会、370名。
前回の宴会で料理が余ったのを学習したのか、料理がすぐなくなる。
ビュッフェスタイルに延々並ぶのは美しくないので、列が空くまで待っていたら、こんな具合。
で、グラスワインとケーキで過ごす。
僕的には、料理はサイコロステーキしかお目にかかってない。
酔った勢いで、いたずらをいくつか。
新人紹介の我が方の新人のときだけ、課員を動員しステージ砂被りまで迫って行って、ちゃんと聞いているぞという拍手パフォーマンスをする。
本当は詰襟ガクランで応援団風にやりたかった。
司会の奴が、新人と同じ恰好をしていたのがよろしくない。
ステージに立つ人は、観客より一段格上の衣装を着るべし。
紹介される新人がカッターシャツ姿だったから、司会はスーツかジャケットを着るべきだった。 シルクハットや巨大蝶ネクタイでも構わない。
最後に「一本締め」のときに正調一本締めを周囲出来るだけの人間でやる。
なんかやらないと面白くないでしょ。
[84] 外食 2題 樟葉 古狸庵
2009/09/05
あまり芳しくない外食を2件。
バンドの練習の帰り、樟葉でそば。
古狸庵 で 天ぷらそばとおにぎり二つ、770円。
厨房はちゃんと銅壺の付いた釜でそばをゆでている割には、そばが乾麺だ。
いや、茹で麺よりはマシかとおもっていたら、これを冷水で締めもせずいきなり丼に!!
天ぷらも通し揚げなんだが、出汁に油が浮かないので通し揚げの意味なし。
さんざんな蕎麦であった。
厨房はちゃんと洗い桶まである、ちゃんとした厨房なのでどっかで立ち食い出身の経営者に代わったかだろう。
9月4日、会社に途中からで、お昼を四ツ橋なんば、
黒門屋で、ダブルカツ丼、700円。
これはダブルカツ丼ではなく、カツ丼にとんかつトッピングだね。
上に載っているカツが卵とじでもなく、タレがかかっているわけでもなくプレーンなとんかつで食べにくい。
げっぷ。
[83] 9月3日 アルコールバーナー談義
2009/09/04
先日、トランギアのアルコールバーナーの話を出したが、世間ではアルコールバーナーは空き缶で自作するものらしい。(?)
ネット上でもいくつもの自作例があって、それぞれ空き缶を切った貼ったして作っておられる。
その一例。 俗にペプシストーブという奴。
「
MiniBullの作り方」
製作記はネットにいくらでも転がっているが、どーゆー原理なのか解説してくれてるページが少ない。
そんな中でも
禅ストーブのページが参考になる。
これをよく読んでおかないと、どこを真剣に作って、どこがどーでもいいのかが分からない。
このタイプのストーブは、中に仕切りを入れて内室と外室を分けるが隙間を空けて液体燃料自体で圧力隔壁を構成する点にある。
こうしておかないと、燃料注入にスポイトが必要になる。
で、それよか簡単で良さそうなのがこちら。
ウィックジェット アルミパイプにスチールウールを詰めて、0.6ミリの噴射孔を空けるだけというシンプルなもの。
こんな奴を次の
オリオン座流星群までに作って、今度は神野山でパンぢゃなく、カップ麺を食べようという計画なのだ。