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★ベース弾きでソフトボールコーチのblog

[17] クロサイのライちゃん

2011/03/30
 クロサイのライちゃんは小学校から帰ってきておうちでほっこりしていました。
 おかあさんのライ子さんはパートからまだ帰っていませんでしたが、焼きドーナツのおやつを用意してくれていました。
 ライちゃんがほくほくとドーナツを頬張っていると、ぴんぽんとチャイムが鳴りました。
 
「どなたですか?」
「えーしーです。 らいさん、いらっしゃいますか?」
 えっ? えーしー?
 ライちゃんは、おそるおそるドアを開けました。
「は、はい。 ぼくですが。。。」
「五所川原ライさんですね。 あなたに召喚状がでています。」
「しょ、しょうかんじょう、ですか。?」
「あなたは、今日から『ごめんなサイ』という名前になってもらいます。 仕事がまっていますから、すぐにわれわれに同行してもらいます。」

 サイちゃんは、無理やりに黒い大きな車に押し込められてしまいました。
 どこか知らないところにある大きなビルの地下に連れ込まれ、仲間だという動物たちに紹介されました。
 うなぎやらいおん、うさぎやマンボウまでいました。

 もとライちゃんだったごめんなサイちゃんは、
「これからは『ごめんなサイ』としかしゃべってはいけない。 もしほかの言葉を口にしたらご家族が困ったことになる。」
と、静かな声で告げられました。
 ごめんなサイちゃんは震え上がってしまいました。

 周りを見ると、ほかの動物たちもそれぞれにせりふを割り当てられているようでした。
 うなぎは「おはようなぎ」。
 うさぎは「ありがとうさぎ」
 ねずみは「いただきまうす」

 ごめんなサイちゃんは、思いました。
 これからは一生謝り続けるだけの人生を送るのか。
 うなぎさんやうさぎさんはまっとうなあいさつだからまだいい。
 ぼくは何も悪いことをしていないのに謝りつづけるんだぞ。
 ごめんなサイちゃんは絶望してしまいました。
 
 そんなサイちゃんをさらに絶望させることがありました。
 ほかの動物たちはテレビで名前を呼んでもらえるのに、サイちゃんだけはいつまでたっても名前すら読んでもらえません。
 
 サイちゃんはカメラの端っこで必死に声を出そうとしました。
 「おとうさん、おかあさん。 ぼくはここにいるよ。 げんきだからしんぱいしないで」
 けれども、ぜんぜんサイちゃんのことは写りません。
 やっとこさ、画面の端っこでおじぎをするだけでした。
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[16] 3月27日 HPの下書き#5

2011/03/27
【5.遊び(バックラッシュ)】
 
 さて、スティックを振り回したり、バットを振ったりという動きはゆるゆるな動きなので握りに遊びがあるほうがよい。
 
 そうでない、物を持ち上げたりペダルを踏んだりする動きには遊びがないほうが楽だ。
 遊びの分を筋力で動かしてからしか効果が現れないからだ。
 
ドラムのバスドラの踏み方
 靴底と足の裏の隙間、足首の稼動範囲などの遊びをいかに殺すかを考えます。
 そうすると、ペダルの真ん中を踏むより端っこを踏んだほうが遊びが少ないのが理解いただけると思います。
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[15] 3月27日 HPの下書き#4

2011/03/27
【4.操作感覚】
 
 手を動かすという動きをどこから始動するか。
 
 手を動かすという動きをどこを意識して行うか。
 
 それは人体をどうゆうモデルで考えるかということ。
 
 最初はスティックなりバットなりを持っている手に意識が行って、手から始動してしまう。
 そうすると手の筋力のスピードが上限を決めてしまう。
 アメリカンクラッカーを早く廻すとき、ボール部分を持って廻すより紐の根元をもって振り回すほうが楽で早いでしょ。
 
 腕や肩はただの紐と化することが重要です。
 
 また、筋肉は体幹に近づくほど大きくなります。
 指より肘、肘より肩、肩より腰。
 最終的には腰・背中のインナーマッスルですべてを操作します。
  
 腕や脚の筋力を鍛えるなど必要ありません。
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[14] 3月27日 HPの下書き#3

2011/03/27
【3.棒っきれをふりまわすということ】
 太刀、バット、スティックなど、棒を振り回すときにはある程度共通の理論があるだろう。
 一番はっきりした理論書は宮本武蔵の五輪書だろう。
 剣を持つときには、締めず緩めず小指と薬指で握ることとある。
 これは、バットや剣にあるべき軌道を描いてもらい、手がそれを邪魔しないようにということだ。
 
 あるべき軌道とは、遠心力、重力、慣性などの単純な力によって制御される軌道である。
 自由落下か、円運動か楕円運動かどれかしかありえない。
 それを阻害しないように握るのがグリップ、握りだ。
 
バットの場合
 円運動が基本になるのは明白。
 円は平面に含まれるのだ。
 スィング軌道をどの平面に設定するのかを考え、そこから外れないように構え、フォローする。
 握りはそれを阻害しないように柔らかく握る。
 
 指導するときも、子供がどの平面で振りたいのか、構えがそこから外れていないかを見ればよい。
 
太刀、竹刀の場合
 これも円運動、あるいは弧と解釈すべきだ。
 円運動を阻害しないようにある程度、腕の力を抜いて軌道を変えないようにするのがよい。
 しっかりと握るのは、太刀が相手を斬る瞬間だけだ。
 
スティックの場合
 スティックの場合に特殊なのは、繰り返し運動するということ。
 それを往復運動と解釈すると方向が反転するときにしっかりとスティックを握ることが必要になってくる。
 やり方によっては不要な、運動方向を反転させるということだけに力を使う必要がでてくるのだ。
 だから、スティックの場合にも往復運動ではなく円あるいは楕円運動として考えるべきだ。
 
 円運動ならば運動方向の反転は必要なく慣性によって運動が継続できる。 
 力が不要になるのです。
 腕の重量の中心に回転軸をおけば、さらに力が不要になる。
 
 それを考えると、グリップのやり方もわかってくる。
 腕と一体になって動くことが重要なので、フレンチだジャーマンだというのは気にする必要がない。
 手の付いている向き自体がグリップの方向だ。
 構えとはどのようにもしようとしない姿勢のことを言う。
 だから置いてあるスティックをそっと拾い上げた形がグリップの形だ。
 
 指導するときも、不自然なところを指摘すればよい。
 自分が叩ける必要もない。
 高いところから落ちるように、ロープを廻すように力が抜けているかを見ればよい。

空手の場合
 打突を回転運動とするか直線運動とするかは空手かカンフーかでも違うが、 「拳を飛ばす」という感覚は共通している。
 拳を握るのは、拳が相手に当たる瞬間だけです。


 でもウェイトリフティングのように脱力していては出来ない種目もある。 その辺は自分で考えてね。
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[13] 3月26日 HPの下書き#2

2011/03/27
【2.脱力の意味】
 
 何かを学ぼうとして最初に教えられるのは、「そのために筋力を鍛えましょう。」というフレーズだ。
 強さ=筋力という考えはとても楽で魅力的だ。
 
 他人より秀でようとすれば、筋力トレーニングをすればいいのだ。
 馬鹿でも出来る。
 どれだけやったかの量がよく分かるし、他人にも評価してもらいやすい。
 第一、教えやすいのだ。 言い換えれば、コーチの振りが簡単に出来るのだ。
 怒鳴ってりゃいいんだから。
 
 でも、いくつかの競技、種目には強さ≠筋力という世界がその先にあり、それは特別に気がついた人だけの世界だ。
 
 普通はまっとうに筋力トレーニングを続けてきた人が気がつく超越した世界であるが、実はそれは世界の中心にあってひとつなのではないかと僕は考えたわけだ。
 
 コーチというのは、その思想を理解する人のことであって、若いころに現役だったというのはコーチには不要ぢゃないだろか。
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[12] 3月26日 HPの下書き#1

2011/03/27
【1.プロローグ】
 
 ソフトボールを必死にやる人もいる。
 音楽を必死にやる人もいる。
 ウッドベースを必死に弾く人もいる。

 必死に練習して会得した世界は他人には分からない。
 
 日本のコーチングというのは、効果は気にせずに楽に教えられる方法をとる。 成果が出ないのは「練習が足りない」と言えば良いから。
 
 コーチングとしては、他人にどれだけ楽に会得させるかを考えるべきであって、「たゆまぬ努力が必要です」などと突き放してしまってはコーチ失格だ。
 教えられる側も、必死に努力して試行錯誤してやっと開眼し、「あ、あのときのコーチの言葉はこの感覚を教えようとしていたんだ!」などと感動したりする。
 コーチングとしては、その試行錯誤の時間をどれだけ縮めるかで評価されるべきで、生徒のがんばりで評価されてはいけない。
 
 最初はドラム奏法のページを作ろうと思ったんですよ。
 あ、僕はドラムのスツールにも座ったことがありません。
 普通そんな奴はドラム奏法の解説なんてやろうと思いませんよね。
 なぜ、僕にはそれが出来るんだろう、すくなくとも僕は出来ると信じられるのだろうと考えると、「統一理論」を知っているからだろう。
 ベースを弾くのも、ドラムを叩くのも、ウィンドミルで投げるのもピアノを弾くのも同じ理論に基づいていると思うからだ。

 キーワードは「脱力」だ。
 だとすると、平行論的に共通点を示していくべきだろう。
 
 どこまで話が広がるか分かりませんが、全部をいっぺんに書くのは大変なので、blogで連載しながら考えて行きましょう。
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[11] 3月20日 災害用装備?

2011/03/20
 2chの地震板にうちのアルコールストーブのページが紹介してあったりするんだが、今回の地震での避難生活における支援物資が行き届くまでの期間を考えると、家族3人として1週間の食事をアルコールストーブで作ろうとすると、ドンだけのアルコールストックが必要か。
 
 75mlで1リットルのお湯が作れます。
 3×7日×75ml=1.6リットル
 ということは常時4本のアルコールの常備が必要。
 
 これまで言われていた3日は自力で生存してくださいという条件でも、1本じゃ足りないということですね。
 常時新品のアルコール瓶500mlを1〜3本常備することが必要です。
 
 でも自宅避難に限りますよね。
 ひと家族だけ避難所で飯炊いたりカップ麺食ってたりできませんし、大勢の飯を炊くだけの火力はないぞ。
 まー、メスティンとサイドバーナーを避難袋に入れておいて悪くはないと思います。



 
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[10] 3月16日 東北地方太平洋沖地震

2011/03/17
 阪神大震災の1000倍のエネルギーの地震だそうで、被災地域がべらぼうに広いのはそのためか。
 
 地震から5日経った今も、#j_j_helpmeなどをみると、まだまだ支援物資が届かず、餓死者まで出ているよう。
 各現場は最大限の努力をしているだろうから、対応の遅さや間違いを糾弾するなどはしたくない。
 
 仙台空港も限定的ではあるが復旧したようで、これから支援物資の輸送が促進されることを期待する。

 私としては、避難用の水と火力、電力などは非常持ち出し袋に常備しておこうと思う。
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[9] 2月27日 ウィンドミルリリースのコツ?

2011/03/01
 ちょっと自分で投げてみる。
 力強いボールを前に飛ばすのが難しい。
 で、このまま努力を続けてはいけない。
 たまにまぐれで前に飛ぶ場合とどこが違うのかを検証しなくてはならない。
 
 親指が長くボールを保持していると、上に暴投するようだ。
 どうやって親指をボールから離して、残りの2から5の指で支えるのかを考えなくてはなるまい。
 
 上手投げの場合、リリース直前に親指を離して残りの長い指にボールが乗せた状態で静止することが出来、そのままリリースまで持っていける。
 ウィンドミルの場合、親指を離した状態では静止できず、後ろから押し続けていないとボールは地面に落ちる。
 だから、超スローでは実演できない。
 
 このあたりの動きを会得する方法の考案が必要だなー。
「自分で努力しないと投げられるようにならんぞ。」ってゆーのは楽でいいのだけど。
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